座右の銘|東京都墨田区の製版・印刷

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社長の備忘録ブログ

座右の銘

みなさんにも「座右の銘」というものがあると思いますがいかがですか?

あなたの座右の銘は?と聞かれれば「人間万事塞翁が馬」と答えるでしょう。

有名な格言ですし、知ってるよ と言う方も多いと思います。

読み方は「じんかん(にんげん)ばんじ さいおう が うま」となる訳ですが

「じんかん」か「にんげん」か については特に正解はない様です。

私は「にんげん」を使いますがこれはいわゆる「人」の事ではありません。

「世間」や「この世」を意味します。

「万事」は「あらゆる事」、「塞」は「砦(とりで)」、「翁」は「老人」

(竹取の翁の「おきな」ですね)

つまり、「この世のあらゆる事は砦の近くに住んでいるお爺さんの馬の様だ」

という事になります。(「が」が「の」になるのは所有を表す格助詞だから)例:「誰がために鐘は鳴る」

改めてこの格言は・・・

 

中国の北部、砦の近くに住むお爺さんがおりました。

そのお爺さんはとても素晴らしい駿馬を飼っておりましたが

ある日、その馬が逃げ出してしまいました。

村人たちは老人に「残念だったね・・・」と口を揃えて言いましたが

老人は「そうだろうか・・・」と応えました。

数日経って逃げ出した駿馬が7頭のこれもまた素晴らしい駿馬を連れて

戻ってきました。村人たちは老人に「良かったね・・・」

と口を揃えて言いましたが老人はまた「そうだろうか・・・」と応えました。

ある日、7頭の駿馬の訓練をしていた老人の息子が落馬して足を折ってしまいました。

村人たちは口を揃えて「災難だったね・・・」と言いましたが

老人は「そうだろうか・・・」と応えました。

しばらくして戦争が起こり、たくさんの若者が出兵し戦死していく中

老人の息子は怪我をしていたお陰で召集を逃れていました。

この時も村人たちは「良かったね・・・」と口を揃えて言いましたが

老人は「そうだろうか・・・」

 

つまり屁理屈ばっかり言う爺さんは嫌われるよ・・・というお話し、ではなく

世の中は何がどう転ぶか分からない。悪い事がキッカケで良い結果になる事もあるし

逆に良いと思っていた事が原因で最悪な結果になる事もある。

何が起きても一喜一憂、右往左往せずにしっかりとした心持ちでいろ。

という教訓なんですね。

 

働きたい会社に入れなかったけど、そこでキレイな嫁さん見つけて出世も出来、年収も良かった・・・

調子に乗って宝くじで高額賞金を当て大喜びしたが、家族がバラバラになった・・・

 

好機と危機は表裏一体 気を引き締めて参りましょう!